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コラム

2022年診療報酬改定【療養生活継続支援加算について】

今回は2022年診療報酬改定に関する「療養生活継続支援加算について」の記事です。

※この記事は厚生労働省のホームページに記載されている文言を元にコメントしております。最新情報は同ホームページでご確認ください。

療養生活継続支援加算について

(新) 療養生活継続支援加算 350点(月1回)※1年を限度

精神疾患患者の地域定着を推進する観点から、精神科外来への通院及び重点的な支援を要する患者 に対して、多職種による包括的支援マネジメントに基づいた相談・支援等を実施した場合について、 新たな評価を行う。

[算定要件]
(1)通院・在宅精神療法の1を算定する患者で、重点的な支援を要する患者について、精神科を担当する医師の指示の下、専門の研修 を受けた看護師又は精神保健福祉士が、当該患者又はその家族等に対し、医療機関等における対面による20分以上の面接を含む 支援を行うとともに、当該月内に保健所、市町村、指定特定相談支援事業者、障害福祉サービス事業者その他の関係機関と連絡調 整を行った場合に、1年を限度として、月1回に限り算定できる。

[施設基準]

(1)当該保険医療機関内に、当該指導に専任の精神保健福祉士が1名以上勤務していること。 (2) 当該看護師又は精神保健福祉士が同時に担当する療養生活継続支援の対象患者の数は1人につき80人以下であること。また、 それぞれの看護師又は精神保健福祉士が担当する患者の一覧を作成していること。(3)(略)

厚生労働省HP抜粋
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000912335.pdf

訪問看護ステーションかえでから


今回、新設されたこの加算で、「専門の研修を受けた看護師」として、日本精神科看護協会が認定する「精神科認定看護師」が該当します。

精神保健福祉士とはまた違った切り口、アプローチで、ご本人が安心して地域生活が送れるよう、その活躍が期待されます。

訪問看護ステーションかえででは、今年度の精神科認定看護師教育課程の選考試験に1名合格しました。

訪問看護ステーションからの教育過程受講者はまだまだ少数ではありますが、今回の診療報酬改定でも注目された資格であり、今後活躍の場は広がっていくと思われます。

かえでの訪問看護は、精神科領域を専門とする訪問看護ステーションです。

生きづらさを抱える方の、「生きる」と「暮らす」を支えます。